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2024年05月09日

タイ古式セルフケアのご紹介③

タイ古式セルフケアのご紹介③


タイ古式セルフケアをやっても
通常のトレーニングやエクササイズのような
ご自身の知っている、ご自身が理解している
目的の効果や結果は見込めせん。


とお話すると、思考優先型の方は混乱します。

〇〇をすると〇〇という効果が得られます。

今まで当たり前に求めてきたことを
なぜ手放さなければいけないの?

目的や目標に向かっていくのが陽の行いなら
タイ古式セルフケアは
その目的や目標からいったん離れる陰の行いです。

1つの方向に進むことを静止すると、
多くの方向性に気づく。
そういう可能性を広げていくために
あえて目標を設定しない行いをやります。

とはいっても、

なかなか意味のないことを実践するのは難しい。

いいえ。タイ古式セルフケアに意味はおおいにあります。

ふたば風の門を開く
ふたば風が通る有効なセンを探す

それがタイ古式セルフケアです。

タイ古式マッサージを受けている方でないと
ふたば風の門を開く
ふたば風が通る有効なセンを探す の

理解は難しいと思います。

よくタイ古式マッサージを受けている方でも
「正直何をしているのかわかりませんガ-ン
というご感想をいただきます。

それこそがタイ古式セルフケアの狙い。
ドンピシャのストライクゾーンではないですか!

足首をぐるぐるまわすのは
ゆるいストレッチという理解でいいのでしょうか?
もしくはリンパの詰まりをよくしているのですか?

「今押しているのはセンですよ」と言われても
「センってどこ?センって何?」となってしまう。

自分の理解できないことをやっている。

ということは、

思考と行いが一致していない。

それはつまり「自分の思う通り」ではない。

のですから

損得や忖度という思考は働きません。

自分の持っている知識や経験に行いを寄せようとしても

風もセンも頭で理解することはできません。

「自分の思う通り」には存在していません。

ではどうやって通り(セン)を捉えるのか?

頭が使えないとなると、感覚をつかうしかありません。

感覚を呼び覚ます技術が残されている。

面白いなぁと思うのは私だけでしょうか?

意識をどこに置けばいいのか?
どうやってこの時間を乗り切ればいいのか?

おしゃべりでカバーする方もいらっしゃいますが、

思考優先型の方は私の説明や言葉が右から左へと抜けていきます。

理論とか理屈とか科学的根拠とかがなければ信じられない。

腑に落ちず、納得できない。

ごく稀に

理解を越えた領域へと意識を持っていける方もいらっしゃるのですが、

それはとても特殊なレアケース。

ちなみに私の師匠も
「自分で確認できないことは絶対に信じない」
というタイプだったそうです。
でも、タイ古式マッサージに出会って
「憑き物が落ちた」と言っていました。

風は存在します。

風が流れるセンも確認済です。

私たちの身体の中に備わっている
自然治癒力を感じることができれば、
自然のサポートが信じられる。
自分で確かめたことを信じる。
そうすれば、自然にもゆだねて任せられる。

気の動きと風の流れ。

タイ古式マッサージはなんとなくいい。
タイ古式セルフケアもなんとなくいい。

足首をグルグルまわして、膝を動かして
肩もグルグルまわして、首も左右に動かしてみる。

その行いはstretch(ストレッチ)ではなくtraction(牽引)。

牽引って何?

皮膚を引っ張るのではなく、風を引く。
筋(すじ)や腱を指圧するのではなく、
センを押して風を確認する。

1回目のタイ古式セルフケアでは
「どういうことをするのか?」という表のことの解説です。

2回目はもう少し奥の、もう少し深い部分へとお連れします。

風の門を開いて有効なセンに触れた3回目にようやく頭を使います。

アップへと向かうためには、陰ダウンの作用が欠かせません。

プラス(太陽)とマイナス(月)のQi(気)のバランスを整えて
陰と陽の間を流れる風とともに大地に足を着けて今を生きる。

なんてことができるといいなニコニコ


タイ古式セルフケアのご紹介③


昔からやってることは変わりません
タイ古式セルフケアのご紹介③

素敵な午後を音符オレンジ


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